冬が終わりを告げ、次年度からの利用に向けて忙しくなってまいりました。春からは新店舗もオープンするので、そのスタッフ募集と既存店舗の人員拡充のために今回サングローブというweb制作会社に初めて求人サイトの制作をお願いすることになったのですが、大きな気づきがあったので書き留めておきたいと思います。
正直、求人や人材紹介に関する営業電話はよくあるので、サングローブから連絡があったときも「またか……」くらいにしか思っていなかったんですが、話を聞いてみて「単なる求人広告ではない」というのはすぐにわかりました。
弊社の場合は、こちらが求めている人物像と応募者の人物像に乖離があってなかなかマッチングしないという課題を抱えており、ちょうど求人情報の発信方法やその内容を見直そうとしていたタイミングだったので、それで特に魅力的に映ったという点もあると思います。
短期的ではなく長期的に取り組んでいただけるというところにも惹かれたんですが、既存店舗のスタッフが退職することになり、急募するという運びになった際も、すぐに状況を理解していただいて、柔軟に早急に対応していただいたのはとても助かりました。急ぎの対応だったので、こちらが写真を準備できなくてやや不完全な状態で公開したくらいです。でも発信したい内容はすべて反映させることができたので満足しています!
公開後もそれで終わりではなく、やはり期待していたとおり長期的にお付き合いいただける前提で、データに基づいた的確なアドバイスなどをいただけるのも参考になります。実際に効果も感じています。
今回の求人ページを見て応募してくださった方々は、今まで打ち出してきた求人広告を見て応募してきてくださった方々と比べると、施設の方針や取り組み内容に対する理解と共感の度合いが高いです。まさしく「こちらが求めている人物像と応募者の人物像に乖離がある」という問題点をクリアにすることができたのです。
そこで気づいたのは、採用活動におけるミスマッチは双方の時間を無駄に取らせてしまうということ。そして、職種や勤務地といった条件でマッチするのではなく、企業理念や施設の運営方針においてマッチングすることが重要なんだということも再認識しました。
正直、コスト的には安い投資ではないです。けれど、中長期的に採用活動をしたり、入社してくれたスタッフを定着させたりするうえで欠かせない、頼りになるツールとパートナーを持つことができたと感じています。